2016/04/01
北浦和のいつでも相談できる歯医者さんを目指す「よしはら歯科クリニック」の院長の吉原太郎です。
よしはら歯科では、小児歯科、小児の矯正治療も行っていますが、その中で、ここ数年に気になっているのが「口呼吸」(こうこきゅう)です。
本来は鼻で呼吸しなければいけないところ、口を開けて呼吸しまうことで様々な弊害があることがわかってきています。
歯科では、歯並びに大きな影響が出てきます。常に口が開いた状態なので、舌を喉の奥に引きつける筋肉を鍛えられず、歯が前歯を押してしまうため前歯が飛び出すような形になったり、顎の成長にも影響を及ぼし歯並びが悪くなったりします。
また、表情筋が鍛えられないため、小じわが増え、目の周りや顎の下の筋肉もたるみ、二重あごになってしまったりします。全体に顔の引き締まりがなく、いわゆる「老け顔」になってしまうようです。
また、お口の中が乾燥することで、口臭の原因になることもあります。
その他に、風邪をひきやすくなったり、免疫力が低下したり、睡眠を妨げたりすることもあります。
大人の5割、子供の8割以上が寝ている間、口呼吸をしていると言われてもいます。
これら口呼吸の場合、冷えて乾燥した空気(細菌・ウイルスを含む)が扁桃組織を直撃、ここの温度を下げて免疫システムにダメージを与えることが原因になり、鼻呼吸の場合、カラダに入る空気温度と湿度を調整する。酸素の摂取量は口呼吸よりも格段に多くなる違いのようです。
お口のみならず、全身の健康に観点から、鼻呼吸への改善するためのトレーニングやアドバイスもお話しています。
お気づきのことがある方は、口腔内の点検も含めてお気軽に相談ください。
院長のお口の無料相談を開催しています。メール、電話、来院と選べますのご利用ください。
北浦和 よしはら歯科クリニック 院長 吉原太郎