2022/08/16
猛暑とコロナ、そして豪雨と心配事の多い夏ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
院長の吉原です。
先日、福岡(博多)の博多メディカル専門学校にて行われた「前歯でも噛める入れ歯セミナー」に参加する機会を得ました。
コロナで移動が制限されてきたことで、オンライン以外の勉強会、研修会に参加する機会はめっきり減ってしまっていましたので、非常に新鮮な気持ちと感謝の気持ちで参加することができました。
2日間にわたり、河原英雄先生の「前歯で噛める入れ歯研究会」から様々な視点で、臨床に役立つ学びを得ました。
一般的に入れ歯は、前歯でものを噛むことが苦手なものです。奥歯でしっかり噛み砕くことができても、前が噛みちぎるような動きをすると、どうしても奥歯が浮いてしまうことが多いものです。この難題に取り組んだ河原先生には、本当に頭が下がる思いです。
よしはら歯科では、総入れ歯よりも、奥歯だけの部分入れ歯が多いので、直接すぐに反映されるケースは少ないのですが、理論と実践の融合にとても役立つものでした。
河原先生のおっしゃる「しっかり噛んで食べる」ことをあきらめない
「噛めないこと、噛まないことを放置しない。食事はもちろん、しゃべり、笑い、歌い、生きる喜びを最期まで手放さないために」というコンセプトは、よしはら歯科でも重要なミッションだと考えております。
人生を豊かにできる入れ歯を今後も追及していきたいと思います。